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中越の鉄道

更新日:2010/04/05

飯山線

飯山線とは

飯山線は長野市の豊野駅から長岡市旧川口町の越後川口駅までを結ぶJR東日本のローカル線です。

実際の運行は信越本線長野駅からです。そこから3駅で豊野駅となり、飯山線が始まります。次の信濃厚狭の駅を過ぎたあたりから国道117号の伴走が始まります。二人は千曲川のすぐそばをくねくねしながら北上し、6駅で路線名の由来となった飯山駅に着きます。次の北飯山駅を過ぎると、117号が急に離れていきます。そして3駅先に、ターミナルの1つである戸狩野沢温泉駅になります。地図上では目立ったなにかがあるわけではないのですが、ここを始発/終着とする電車が多いのです。このあたりから、千曲川を挟んで反対側に国道117号が伴走するようになります。そしてトンネルを避けるかのように、くねくねした千曲川に忠実についていきます。4駅先の西大滝駅を越えた辺りからまた国道117号が川を渡って線路に寄り沿います。さらに4駅先に森宮野原駅があり、ここもいくつかの電車の始発/終着点になっています。そして、これが長野県側最後の駅です。

新潟県津南町に入り、すぐ117号が再び川(新潟に入り信濃川と改名)の向こう側に行ってしまいます。程なくして新潟県側最初の足滝駅に。そのまま信濃川西岸を進み、津南駅を迎えます。越後鹿渡駅を越えたところで、信濃川は清津川と合流し十日町市に入り、その点で線路も川を渡ります。川から少し離れたところを国道117号とともに北東方向へ進むと十日町駅があり、ほくほく線と接続します。ここを始発/終着とする電車も多いです。

以後、117号とぴったり寄り添って北に北に進み、小千谷市に入ります。小千谷の南部地域、越後岩沢駅にたどり着くと、117号が小千谷の市街地を目指して去って行きます。ほぼ市町村界にある内ヶ巻駅まで来たら旧川口町に入ります。関越道とほぼ垂直に交わり、魚野川を渡り、上越線と合流してほどなく終点越後川口駅となります。

飯山線の現況

ほぼ全ての区間を千曲〜信濃川と、そしてほとんどの区間を国道117号と伴走する路線ですが、どちらかというとマイナーな地区を通る関係もあって、ちょっと寂しい路線と評さざるを得ません。(全てではないと思いますが)1両編成で走っていたりもするのでなおさらです。長岡→越後川口→十日町―…と走る路線もわずかにあり、その場合は津南―十日町―長岡間を行き来するのに約50分ですが、本数が少なすぎて(1日1本かな?)不便すぎます。

温泉やスキー場が近くに多いので、観光路線として役立ててれば良いと思うのですが…

各駅の姿

足滝駅

越後田中駅

津南駅

越後鹿渡駅

越後田沢駅

越後水沢駅

土市駅

十日町駅

魚沼中条駅

下条駅

越後岩沢駅

内ヶ巻駅

越後川口駅

 → 上越線

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