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中越の鉄道

更新日:2010/01/17

越後線

越後線とは

越後線は柏崎駅から新潟駅を結ぶJR東日本のローカル線です。

柏崎市の中心部にある柏崎駅から街中を通り北方向に向かいます。そして、国道116号とともに別山川沿いに当たるところの町村を通っていき、そのうちに両脇が山っぽくなってきます。出雲崎駅で久々に有人駅となります。さらに数駅進んで、寺泊駅に着くのですが、我々が寺泊としてイメージする海岸とはちょっと離れたところにあります。

この先は燕市に入ります。分水、そして吉田駅で一息つきます。多くの電車は吉田―柏崎間で運行しているからです。

吉田から先は、岩室や巻などを通りつつ内野駅に着きます。ここも拠点になっていて、新潟―内野間は新潟大学五十嵐キャンパスがある関係で新潟県で最も本数が多い路線となっています。そして新潟大学前駅(実際には新潟大学は内野駅と新潟大学前駅の間くらいの所にあります。どちらからでも、徒歩で15〜20分かかります)、寺尾駅→小針駅→青山駅と西区の主要地点を通り抜けつつ、中央区に入って関屋駅→白山駅→新潟駅となり終点です。

上越線〜信越本線が新潟県の「背骨:だとすると、越後線は刈羽郡と三島郡の沿岸部・そして分水・吉田・巻・西区という新潟県の「腹筋部」を通る路線と言うことになります。

越後線の現況

しかし残念ながら、「背骨」が文字通り新潟県内の「支柱」であり「大動脈」であるのに比べると、越後線はあまりにもローカル然としています。新潟県で1番・2番目に利用者が多い新潟・白山があるのは良いのですが、32駅中17駅が無人駅で、しかも柏崎―吉田に限ると18駅中13駅が無人という悲しい状況です。

この区間は、柏崎と新潟を除けば、県外との直接交通が無いのでしょうがないのでしょう。特に、北陸道と弥彦線で囲まれた三島郡の区域は大変寂しい状況です。

各駅の姿

柏崎駅

 → 信越本線

東柏崎駅

西中通駅

荒浜駅

刈羽駅

西山駅

礼拝駅

石地駅

小木ノ城駅

出雲崎駅

妙法寺駅

小島谷駅

桐原駅

寺泊駅

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