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中越の道路

更新日:2010/01/17

国道352号

国道352号とは

国道352号は、351号とは打って変わって、柏崎市から栃木県の上三川町までの長大区間です。

柏崎駅に近い柳橋町交差点「ちず丸」の該当地域が起点です。そこからまず海側に行きます。信越本線と交わり、突き当たりに丁字路があります。その西本町交差点「ちず丸」の該当地域を右折。つづいて県道37号・駅前通りにぶつかって東本町交差点「ちず丸」の該当地域となりますが、そこで左折。ちょっと曲がりくねって海岸近くに至ります。また丁字路「ちず丸」の該当地域を右折。しばらくまっすぐ進みます。左手が公園から工場に変わり、安政町交差点「ちず丸」の該当地域でまた左折。ここまでかくかくと大変でしたが、ようやく直線に入ります。

海があまり見えない海岸線沿いの道ですが、住宅が並ぶ通りを進み、途中でゴルフ場なんかも見えますが、不意に右に道が曲がって、山を登るような格好になります。ここが柏崎刈羽原発「ちず丸」の該当地域。快適な道を進むだけ進むと、刈羽トンネルがあり、その出口前後から大きく左に曲がって下り坂になっていきます。海が見えてきて、県道23号の起点を過ぎ、小さな集落をいくつか抜けます。そしてまた上り坂になって観音岬「ちず丸」の該当地域に至るのですが、平成21年7月時点でここは通行止め区間。というのは、例の平成19年7月の中越沖地震のせいです。迂回路はその手前の県道279号に入り、堂坂トンネルを抜ける道になります。それはそれとして、国道352号はさらに海岸を進み、その筋の人には有名な石地海水浴場「ちず丸」の該当地域を越えます。やがて、出雲崎町に入ります。この辺り、ずっと寂しい道ですが、やがてやたらと立派な橋を渡り、道の駅や出雲崎漁港を中心としてちょっとした賑わいを見せます。とある名無しの交差点「ちず丸」の該当地域にさしかかると、352号はここから右折させられます。直進は国道402号。この辺りの海岸線沿いの道を日本海夕日ラインと呼ぶわけです。ちなみに、よく見るとこのあたりでは国道352号に併走する町道が見えていますが、おそらくその町道が旧国道だったのでしょう。

ぐっと登って、ぐわっと曲がり、寂しいところを抜けていくと、出雲崎の体育館やら中学校やらが見え、出雲崎の中心に入っていきます。川西交差点「ちず丸」の該当地域で国道116号と交差。さらに直進していくと、とても快適な中永トンネル「ちず丸」の該当地域が見えてきます。このトンネル、それこそその筋の人には有名です。ちょっと戻って、この辺り「ちず丸」の該当地域に交差点がありますが、ここが旧352号の入り口。坂を登っていくと、木々で暗い中に交差点があって、ちず丸では表現されていないのですが、中永隧道という狭いトンネルがあります。2008年5月のある日、一度車で入ったことがあるのですが、残念ながら反対側が封鎖されてました…(泣く泣くバックで戻りましたとさ…)。実はこの先、崩落しているみたいです。ちなみに、この道を伝って南側に行くと「ちず丸」の該当地域、地図上では「西山林道」と書いてありますが、尾根伝いの狭い道になっています。途中で大小2つのレーダーなんかもあったりして、一部未舗装なのを除けばなかなか良い道です。ずっと進むと県道23号にぶち当たります。

さて、国道352号は中永トンネルの途中から長岡市に入ります。正確には旧三島町。制限速度40km/hの集落の中を通って小木城沿いを進みます。丁字路を右折し、三島町の中心に近いところへ。さらに交差点を左折、もう一つ丁字路の大野交差点「ちず丸」の該当地域で、北からやってきた国道403号を併呑します。またまた丁字路の新保交差点「ちず丸」の該当地域で左折。しばらくまっすぐのようで、北陸道をくぐった直後の丁字路「ちず丸」の該当地域をまた右折…。一息ついたら、巻島1交差点「ちず丸」の該当地域を左折。不意に道幅が広くなります。長岡西岸の街の北の外れに当たるところです。そして、信濃川にかかる蔵王橋を渡って明らかに賑わいをましますが、県道498号がのびる城岡橋交差点「ちず丸」の該当地域でまた右折です。ここから長岡東岸の中心街に入っていきます。国道8号と交差した後は国道351号にメインの座を乗っ取られますが、大手通り交差点「ちず丸」の該当地域で国道351号・403号が右折方向に消えていくのに対して、352号は直進です。いつのまにか404号を飲み込みます。しかし、息つく間もなく追廻橋交差点「ちず丸」の該当地域で左折(直進は県道498号)。信越本線たちの下をくぐって、東口側に出ます。四郎丸交差点「ちず丸」の該当地域でまたまた右折(直進は国道404号)。少し行った先、ちょっとわかりにくい前田1交差点「ちず丸」の該当地域でまた左折。長倉IC「ちず丸」の該当地域で国道17号・長岡東バイパスの下をくぐります。悠久山公園の南を進み、また集落に入ったと思ったら、道が明らかに細くなり、山に入っていきます。栖吉川のそばを登っていくと、なんとこの辺り「ちず丸」の該当地域で通行止めになってしまいます。有名な不通国道でした…。ここまで、右左折を繰り返させられながら、開通すらしていないといった非常に不遇な区間です。ここが開通する日は来るのでしょうか。

不通区間のもう片一方は、やはり長岡市内の山古志地区「ちず丸」の該当地域です。直線距離にして4.4km、もちろん、山を隔てています。ここからもまたくねくねとさせられていますが、和田川沿いに入ると少し楽になります。いつのまにか魚沼市に入り、トンネルを越えて行くと山を下りる格好になってきて、越後広瀬駅の近くにたどり着きます「ちず丸」の該当地域。国道252号にぶつかりますので、そこで右折して252号に吸収されます。小出の街に向かい、国道17号にぶつかる手前のところ「ちず丸」の該当地域で左折して回避します。下をくぐって小出のメインストリート(?)をなします。井口新田交差点「ちず丸」の該当地域でやはり国道17号にぶつかってしまいますが、ここは吸収されずに直進します。しばらくまっすぐ行き、旧湯ノ谷村の役場の横を通ります。

そのうちに県道50号が分かれていく地点「ちず丸」の該当地域に着きます(起点ではありません)。ここから県道50号に入っていくと、有名な奥只見シルバーラインになります。一方、ここでシルバーラインに入らずに直進すると、様々な脅し文句に飾られた枝折峠越えに入ってしまいます。くねくねとしたアップダウンが激しい狭い道を通り、恐怖心に打ち勝って進んでいくと、まっすぐで平らな道路が嬉しい銀山平に入り、シルバーラインの途中のトンネルの中に入れる奇妙な交差点にもさしかかります「ちず丸」の該当地域。もう少し進むと、またくねくねとしたアップダウンが激しい狭い道に入ります。人造湖・奥只見湖岸に当たります。別名「樹海ライン」。新潟―福島県境ぎりぎりのラインを通っていきますが、思い切って福島県に入っていきます「ちず丸」の該当地域。この後は、尾瀬をかすめて檜枝岐村の役場脇を通り、いろんな川縁を渡り歩き、南会津の山山を越えて、栃木県に入っていきます。この後は国道の重複関係が複雑すぎてよくわからないので省略しますが、やがて山を下りて、日光市・鹿沼市などを抜け、上三川町で国道4号と交差して終点となります。

国道352号の現況

大きく4区間に分かれると思います。柏崎の街中から、西山・出雲崎・三島のやや閑散とした区間を抜けていき、長岡の街中に入るも、また山に入って不通区間になる序盤戦、山古志の山中から小出の街中に入りシルバーラインを分岐する手前くらいまでの癒しの地区、そして有名な枝折峠を越え尾瀬をかすめて檜枝岐の山中を通っていく自然たっぷりのゾーン、関東平野に降りていく栃木エリア。

第1の区間は町の中心を通ったり、町から町に抜けるのに使ったり、それなりに重要です。第2の区間はそれに比べるとちょっと地味ですが、小出を中心として北や東に向かう幹線…と言うことでそれなりに重要です。第3の区間は、いきなり(枝折峠を忌避するように)シルバーラインへ誘導されてしまったりしますが、県境をまたぐ上、檜枝岐村の住民にとっては大事な路線であり、かつ尾瀬に抜ける道もあるのでそれなりに重要です。そして最後の区間は国道112号に吸収されている部分が多いですが、まあ、たぶんそれなりに重要です。

それなりに重要なのに、やっぱり300番台の国道だということで、かなり不遇でもあります。中越から栃木に抜けていくルートがあるということがかなり驚きですが、うまく谷間を使ってトンネルで直線的につなげれば、もっと良いんでしょうけどね…。

国道352号のメインスポット

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