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中越の道路

更新日:2010/01/17

国道8号

国道8号とは

日本に9本しかない1桁国道ですから、幹線中の幹線です。新潟市から北陸を抜けて京都市を通っていく路線です。

新潟市道路元標、つまり新潟市の道路の基準点と言える、本町交差点「ちず丸」の該当地域が始点になります。ここは国道7・113・289・350号の起点でもあり、17・116・402号の終点でもあります。とは言っても、「柾谷小路」の中間点でもあり、ここが国道のターミナルだなんて雰囲気は車に乗っている限りは全く感じられません。のっけから7号・17号との重複区間となります。萬代橋〔ばんだいばし〕方向に向かって進み、橋を越え、ちょっと斜めになっている交差点を「直進」すると、東大通交差点があります。そこを左折するのが国道7・8・17号で、直進すると県道33号(新潟停車場線)「ちず丸」の該当地域。そしてしばらく北東に向かって行くと、栗の木交差点にぶつかり、栗の木バイパスという片側3車線の(新潟基準では)豪華な道路があります。国道はここを右折「ちず丸」の該当地域しますが、国道49・403・459号の起点がこの交差点にあり、重複区間となります。ずっとまっすぐ進むと、途中くねくねしながら進み、紫竹山交差点という重要チェックポイントになります「ちず丸」の該当地域。ここを国道7号は左折方向に行き、国道49号たちは直進、そして我らが8号(17号が重複)は右折方向に行きます。でも入り口が左車線にあるのでわかりにくい…。

さて、8号たちはこのICからは新潟バイパスに入ります。年によっては日本一交通量が多い道路にもなります。桜木・女池といった市内の主要地域を回り、川を越えて黒崎ICへ。このICを直進すると国道116号になりますので、ここは降りて左折方向に行きます「ちず丸」の該当地域。地図だと下山田バス停のすぐ南にも「8」マークがあり「ちず丸」の該当地域、紛らわしいことになっていますが、本当の8号は南下していきます。道の駅・新潟ふるさと村を過ぎ、割と快適な道路を進むと、途中で大野大橋があり、そこから南区(旧白根市)に入っていきます。旧白根市の区域は、街と田んぼが交互に現れ、ちぐはぐな感じの道になっています。田んぼゾーンは冬になると吹きっさらしになるので、路面の凍結に注意。また片側1車線になるので、遅めのトラックがいると交通が滞るのも特徴。南北に長い旧白根市を我慢して進んでいくと、途中で左に大きくカーブしていき、右手に怪しい宿泊施設が数点並ぶところがあります。そこまでくると三条市です。信濃川と中ノ口川(すぐ上流で信濃川から分かれる川)に挟まれたところを進んでいくと、須頃3のところで賑やかになり、新幹線燕三条駅周辺の市街地にたどり着きます「ちず丸」の該当地域。誤解されがちですが、ここは「燕三条市」の市街地ではありませんし、また燕市の中心部でも三条市の中心部でもありません。あくまで、国道8号と新幹線駅、そして北陸道・三条燕ICを中心に栄えた市街地なのです。そして郊外型施設が並ぶ市街地を抜けて川を渡り、進むごとに「街から外れた感」が出てきますが、基本的にまっすぐで快適な道路が続きます。

上越新幹線の下をくぐりつつ「ちず丸」の該当地域、田んぼ地帯を通り抜け(この辺から片側2車線が続く)見附市に突入します。意外に大規模な市街地・今町を通りますが、見附の中心はこれより少し東側になります「ちず丸」の該当地域。歴史的には今町地区は1956年に見附市に合併した地区ですが、8号の通り道になったことが幸いして栄えています。見附大橋を渡ると長岡市に入り、北陸道・中之島見附IC「ちず丸」の該当地域があり、またしばらくのんびりした感じのエリアに入っていきます。ただ、このすぐ西側が昔からの工業地帯・県道498号ですので、閑散という感じはありません。そしてこの辺が長岡東バイパスと呼ばれています(県道498号の旧道に対するバイパス道なのだと思います)。しばらくして、長岡中央綜合病院の建物が遠く見えてくる辺りから明らかな賑わいを見せてきます。周りの建物が明らかに増えてきて、いくつかの小さなICを越えたあとで、川崎IC「ちず丸」の該当地域にたどり着きます。ここでまっすぐ行くと国道17号に入ってしまうので、左のランプを降り、続いて右折して長岡バイパスに入ります(左折・栃尾方面は国道351号)

長岡2番目の新興商業地域である川崎地区を越え、陸橋みたいにも見える栖吉川橋を渡り、続いて新幹線や信越本線の下をくぐり、国道403号と直行します。直進し続けると長岡大橋があります。西詰には長岡の文化の中心である千秋地区「ちず丸」の該当地域が待ち構えており、続いて長岡3番目の新興商業地域である古正寺地区を左手に見ながら、いつの間にか進路を南西方向に変えて進んでいきます。途中、堺西交差点「ちず丸」の該当地域長岡駅大手大橋をまっすぐ来る道とぶつかります。喜多IC「ちず丸」の該当地域で長岡最初の新興商業地域を育てた現・県道467号を乗り越え、北陸道・長岡ICにさしかかり、ぐっと上り坂になります。ここで関原地区の古い住宅を避けて、また新興住宅街の青葉台地区を大回りするかのように進み、ちょっと平らなゾーンに入ります。

途中県道23号なんかと交わりますが、そこからが山ゾーンの始まりで、1桁国道とは思えないような案外ぐねぐねした道は、道幅があるので走りにくくはないですが、そこを上っていきます。途中で刈羽村の飛び地を通りながら、小さな村落といくつかの怪しげな宿泊施設を素通りすると、そのうちに本格的に登りになり、柏崎市曾地峠「ちず丸」の該当地域に向かって行きます。ここの赤田トンネルを越えると、今度は一気に下り坂です。かなりの急勾配を一気に下り、柏崎の平野に入っていきます。周りに平らな田んぼが見えてくると道もまっすぐになります。

そして、国道116号の起点でもある長崎交差点「ちず丸」の該当地域から、街の賑わいが少しずつ始まっていきます。やがて市街地へ入りますが、8号は旧来の市街地を微妙に無視したところを走っていて多少ヒンシュクです。2009年9月現在さらに別のバイパスルートを造っています。途中、国道252号と交わり(そのすぐ先に北陸道・柏崎IC)「ちず丸」の該当地域鵜川を越えるとだんだん町並みもフェードアウトを始めます。赤坂山をかすめ、鯨波の辺りではアップダウンし、海岸に近づいて行き、観光地になりそうで実情はちょっと惜しい感じのエリア「ちず丸」の該当地域を通ると、そこに北陸道・米山ICがあり、しばらく行ったところで上越市に入っていきます。

あとは海岸沿いの微妙に栄えている辺りを進みながら上越の中心に向かい、国道18号の起点を通り過ぎながら、そのまま海岸沿いを走っていきます。糸魚川を越え、天嶮・親不知や市振の関を過ぎると、そこで富山県に突入です。ここから海岸線から離れていきますが、海から数kmのところを走って行き、富山市や高山市を越え、ぐっと山の中に入って石川県へ。金沢市などを通り、福井県へ。途中敦賀湾に近づきながら、敦賀を超えて琵琶湖岸を目指します。滋賀県に入り、北陸道に沿って琵琶湖の東岸を進み、途中で米原や彦根、そして安土に立ち寄りながら、栗東市内で国道1号と合流、吸収されます。あとは1号と重複して琵琶湖の出口・大津を貫き、すぐ京都へ。そして京都市の烏丸五条交差点で8号は終わりということになります。

国道8号の現況

多少の付き離れはあるものの、基本は終始北陸道の裏ルートですが、国道17号とともに新潟県の「準大動脈」として大きな地位を占めています。また、見附・長岡・柏崎の各市街地では、それぞれメインストリートからはちょっと離れたバイパスであるとは言え、その周辺に大型の商業施設を多数そろえ、産業の中心としての意義も大きいです。

すごく大きな道路であるが故に、郊外では実質80kmで流れていたり、市街地では渋滞したり、安全運転にはちょっと難がある感じです。また、長岡―柏崎間がやや不便であることもあり、長距離運転ならやっぱり北陸道を選ぶのが素直で良いと思います。

国道8号のメインスポット

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